せたな町にある臼別温泉「湯とぴあ臼別」に行ってきました。
臼別温泉は1887年(明治20年)に温泉宿が開業し1994年(平成6年)に廃業しましたが、その後、町が1995年(平成7年)に現在の「湯とぴあ臼別」を建てました。入口付近には臼別に伝わる伝説や、湯とぴあ臼別の利用にあたっての注意が掲示されていました。
清掃協力金100円を払って入ります。月曜日の午後からと金曜日の午前中は浴槽清掃のため利用できない旨の掲示がありました。
脱衣所はきれいに清掃されていました。
それでは入ってみましょう。
手前側が屋根付き露天風呂といったかんじになっています。仕切りの奥が露天風呂です。
男性側の露天風呂には打たせ湯がありました。打たせ湯の湯は湯船に注がれている源泉とは別のところから来ているようでした。
奥からの眺めはこのようなかんじです。
沢水をかけ流すホースもありましたが湯船の中には注がないよう注意書きがあったように記憶しています。
湯船に注がれている源泉はこちらから送られてきているようですね。
泉質はナトリウム・カルシウム-塩化物・硫酸塩泉(低張性中性高温泉)とのことです。
浴槽は数人はいると意外と手狭な感じですが、自然の中での入浴を楽しめました。
なお「湯とぴあ臼別」は毎年冬季間の12月から3月は閉鎖になるとのことです。
近頃、名湯と呼ばれる温泉が廃業したり、野湯系の露天風呂を使用できないようにする動きが広まったりといったことが個人的には気になっていましたが、未使用になった源泉をここのよに市町村が整備して活用していくことは良いことではないかと思いました。
また機会があったら来てみたいと思います。
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