炭住エリアの入口付近に見える建物は羽幌炭砿鉄道病院(築炭病院)です。
この時期はすでに草の背丈が高くなっており、建物に近づくのは難しいかなと思いましたが、一部草刈りをされた跡があり、かろうじて進むことができました。スズメバチやアカウシアブが多いので夏場は特に注意が必要です。
末広アパートは羽幌炭鉱閉山(昭和45年)間際に建てられ、ほとんど人が住むことがなかったのだそうです。資料によっては人が住む前に閉山を迎えたとの記述もあります。
それでも、閉山後は一部の棟が「築炭スキー場ヒュッテ」として利用されていたようです。
その当時としては最先端の住宅で、水洗トイレやダストシューターもありました。
落ちていた子ども向けの雑誌は、閉山の年昭和45年3月号のものでした。
昭和45年は大阪万博が開催された年でもあります。
それにしても今年の夏は、熱い中にも涼しさを感じます。雲も秋を予感させるような雰囲気でした。
2 件のコメント:
「幸福の黄色いハンカチ」がリメイクされドラマとして放映されることを知っていましたが、なんと今回は舞台が夕張から羽幌へと移ったそうです。
とすると今回出会ったテレビ関係の方々は「幸福の黄色いハンカチ」の撮影のために来られた方々なのでしょうか。オリジナルの映画は「松竹映画」でしたしね。
こちらの末広アパートで撮られたシーンも登場するのでしょうか。放映は今秋とのことです。
やはり、ここでお会いしたショウチクの方々は「幸福の黄色いハンカチ」の撮影スタッフの方だったようです。
ドラマでは、実際の末広アパートに無いものも並べられていましたね。
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