2011年8月7日日曜日

築別炭鉱 炭鉱住宅跡 (羽幌町) 2011

羽幌炭鉱の中でも築別坑の炭鉱住宅(末広アパート)周辺に行ってきました。

炭住エリアの入口付近に見える建物は羽幌炭砿鉄道病院(築炭病院)です。

ここ数年で以前にもまして傷みが激しくなったように見えます。

こちらは炭鉱住宅(末広アパート)跡です。

この時期はすでに草の背丈が高くなっており、建物に近づくのは難しいかなと思いましたが、一部草刈りをされた跡があり、かろうじて進むことができました。スズメバチやアカウシアブが多いので夏場は特に注意が必要です。

末広アパートは羽幌炭鉱閉山(昭和45年)間際に建てられ、ほとんど人が住むことがなかったのだそうです。資料によっては人が住む前に閉山を迎えたとの記述もあります。
それでも、閉山後は一部の棟が「築炭スキー場ヒュッテ」として利用されていたようです。

その当時としては最先端の住宅で、水洗トイレやダストシューターもありました。

落ちていた子ども向けの雑誌は、閉山の年昭和45年3月号のものでした。
昭和45年は大阪万博が開催された年でもあります。



今回初めてここで人に出会いました。なんでも「ショウチク」の方だそうでテレビ番組の撮影をするとのことでした。家具などの小道具を運び入れていましたが、どんな番組の撮影なのでしょうね。

それにしても今年の夏は、熱い中にも涼しさを感じます。雲も秋を予感させるような雰囲気でした。




2 件のコメント:

kaeru さんのコメント...

「幸福の黄色いハンカチ」がリメイクされドラマとして放映されることを知っていましたが、なんと今回は舞台が夕張から羽幌へと移ったそうです。

とすると今回出会ったテレビ関係の方々は「幸福の黄色いハンカチ」の撮影のために来られた方々なのでしょうか。オリジナルの映画は「松竹映画」でしたしね。

こちらの末広アパートで撮られたシーンも登場するのでしょうか。放映は今秋とのことです。

kaeru さんのコメント...

やはり、ここでお会いしたショウチクの方々は「幸福の黄色いハンカチ」の撮影スタッフの方だったようです。

ドラマでは、実際の末広アパートに無いものも並べられていましたね。